日本の羊を使って日本の工場でツイード生地を作る。
日本の羊の恵みを無駄なく活かす、
サスティナブルなと取り組みから生まれた
国産ウールツイードジャケットをご紹介します。
この取り組みは、日本国内のめん羊より産出される羊毛を資源として活用するとともに、
めん羊牧場を支援するプロジェクトです。
通常であれば、牧場側が廃棄代を払って処分していた原毛を、牧場から買い取り、ゴミや汚れて使えない毛を取り除き紡績することで純国産のウール素材「ジャパンウール」が生まれます。
輸入ではなく国内資源の活用ということで、循環経済(サーキュラーエコノミー)にも繋がる面もあり、日本人の暮らしをより豊かにする力を秘めています。
そんなジャパンウールを新たに鎌倉シャツらしくビジネスライクなジャケットに落とし込みました。
食用に育てられている羊のため、洗絨(せんじゅう)しても原毛に羊のエサとなるワラなどのバーが混じっています。
素材として使うためには、汚れた部分を取り除き仕分けする「スカーティング」の後、羊毛を洗う「洗毛」が必要不可欠です。
これらの作業は主に日本最大の毛織物産地、尾州で行われています。
国内の4つの工場が手を組み、羊毛産業一丸となってそれぞれの工程を担い、ジャパンウールが生み出されました。
ジャパンウールの使用率は約50%(緯糸)、経糸にはオーストラリアのダウン種を入れており、ツイードジャケットのバルキーさやあたたかみはありながら、軽快な着用感のジャケットに仕上げました。
展開はネイビー&グレーの2種類。
秋冬の柄ではおなじみのヘリンボーン(ネイビー)から、大麦の粒(オートミール)のような形を表現した、猫の足形に見える猫足柄(グレー)でご用意。
どちらのジャケットも鎌倉シャツらしくビジネスに馴染みやすいデザインです。
※ダウン種はメリノ品種と違って毛足が短く中太の糸を産出する品種で、主にフランネル、ツィードに使用される品種です。
私たちのことを知ってください。