商品企画部×
オンラインショップ共同企画
MONTHLY EVENT
商品企画部とオンラインショップが一年を通して、
皆様に喜んでいただけるようなアイテムを毎月ご用意いたします。
今年最後となるアイテムは、「7Gリブニットカーディガン」。
バイヤーの川田によるレポートでお届けいたします。
皆さま、こんにちは。川田です。
10月にご紹介したダブルニットジャケットがご好評をいただき、大変嬉しく思っております。改めて、ありがとうございます。
さて、今回ご紹介するのは、ロイヤルカスタマー企画の12月商品「7Gリブニットカーディガン」です。
コンセプトは「着心地の良い、スタイリッシュなカーディガン」。
一見シンプルなデザインながら、素材からディテールに至るまでこだわり抜いて仕上げました。
カーディガンと言えば「季節限定」のアイテムを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、この「7Gリブニットカーディガン」は、年中着回せる万能な一着を目指しました。
生地には、「温かみ」と「程よいドライなタッチ」を兼ね備えたコットン&ウール素材を採用。いい意味で季節感を感じさせない絶妙なバランスです。
暖かい日にはボタンダウンシャツや綿のTシャツを、寒い日にはウールセーターをインナーに合わせるなど、季節を問わず幅広いスタイリングが楽しめます。
軽さと立体感
ふんわり軽いウールに対し、コットンはしっかり感があるため、生地にすると重くなりがちです。
そこで採用したのが「リブ編み(畦編み)」。一般的な天竺編み(鎌倉シャツ定番の12GクルーネックやFF30Gのカーディガン)に比べて、糸を打ち込む密度が少ないため、生地をふんわりと軽く仕上げることができます。
さらに、糸にも一味加えました。今回の糸は、1本の糸に対して6本の糸を使ってるんです!マニアックな話ですが簡単にいうと6本の糸をねじって1本の糸にすることで、強度と弾力性を高めています。
この糸を7Gゲージで編むことで、立体感がありながら型崩れしにくい、ふんわりとした一着になりました。
洗練された仕上がり
カーディガンは好んでよく着るのですが、どこか野暮ったい印象があり、トラッド寄りになりがちです。
そこでスタイリッシュさを追求し、通常のパッチポケットではなく「切りポケット」を採用。身頃に切り込みを入れ、裏から別編みしたポケットを取り付ける手間のかかる仕様で、腰回りをすっきり見せます。このディティールは、私が所有するUSA製ヴィンテージカーディガンを参考にしました!このポケットにしたかったんです!(笑)
また、フロントボタンも通常より少ない4つに減らし、ジャケットのような洗練されたデザインにしました。
胸や袖周りには適度なゆとりを持たせ、着丈はやや短めに設定。リラックスした雰囲気とコンパクトさがあり、ラフすぎず上品な印象で着こなせます。
シャツを合わせればレストランなどのお出かけにもオーセンティックに決まり、クルーネックやTシャツを合わせれば近所のお散歩にも最適です。
コートを羽織ってもスッキリまとまり、きれい目なスラックスやデニムとも相性抜群です。
あくまでカーディガンなので、難しく考えずリラックスしてお楽しみください!
私たちのことを知ってください。