南フランスに、110年以上の歴史を誇るネクタイメーカーがあります。
「FRENCH COLLECTION」として大人気のネクタイコレクションですが
通常はイタリアで縫製を行っています。
今回は特別に、今や幻とも呼べるフランスで縫製されたネクタイ
「HANDMADE IN FRANCE TIE」として展開します。
そこに至るまでの経緯を、鎌倉シャツネクタイバイヤーの対談にてご紹介します。

鎌倉シャツバイイングディレクター
貞末 哲兵(以下、哲)

某セレクトショップの販売員を経て、イタリア・ボローニャに留学。イタリア・ミラノのデザイン事務所に勤務後、現職。年の1/4をイタリアやヨーロッパなどで過ごしながら、国内外でバイイング業務を手掛けている。
特にニースやサントロペなどの南仏が大好き

鎌倉シャツチーフバイヤー
小林 良輔(以下、小)

新卒から鎌倉シャツに勤務し、売り場の店長を経て現職。商品に対する思い、情熱は社内一と呼ばれるガッツマンバイヤー。業務の傍ら、134ディビジョンのモデルも務め、賛否両論もあるが本人に辞める気はないとのこと。

いや~久しぶりのネクタイ対談ですね!!
僕はこのネクタイ対談が結構好きなのですよ!!

う、うん。

さて、今回はいよいよフランス製のネクタイですね!!

そだね!

マーケットでは、MADE IN FRANCEのネクタイは、ほんの一部を除いてほとんど見られないですが、 今回はどういった企画なのですか?

この企画はフランスの(*1)ニースにあるタイメーカーと共同で開発を行いました。
もともとこのメーカーはフランスメイドだったのですが、10年くらい前からイタリア製に切り替えてしまったんです。

僕が入社するギリギリのタイミングでイタリア製に切り替えたんですね。イタリア製でも素晴らしいネクタイですが、フランス製がどんな感じか気になりますね!

残念ながら、10数年前彼らが使っていたフランスの工場はなくなってしまいましたが、フランス・リヨンにすごいネクタイ、スカーフ工場を発掘したんです。

確かに僕が(*2)イタリアとかコモのサプライヤーと話していてもフランスの工場は壊滅という話を聞きます。
まだ、フランスに工場があったんですか? しかも、すごい工場とはさらに聞いたことないです。

もちろん、僕も聞いたことがありませんでしたが、今回の工場は、世界一とも称されるフランスのトップメゾンのネクタイ、スカーフを作っているのです。

マジですか!? (*3)馬具でも有名なあのフランスのトップメゾンであるネクタイとスカーフですか!?

そう!! フランス・リヨンにあるんですよ、その工場が!!

フランス製というだけでもかなり価値があるのに、その中でも一番良い工場で作ってしまうとは。恐るべき、鎌倉シャツのネクタイですね。

しかも、今回の生地はフランス・ニースのタイメーカーのアーカイブから80年代ものを復刻しました。
彼らは毎シーズン新しいコレクションを作っているのですが、今回は当時のリアルなアーカイブにこだわりました。



(*1) ニースにあるタイメーカー → 鎌倉シャツファンならご存知のフランスが誇る世界的ネクタイメーカー 
(*2) イタリアとかコモのサプライヤー → 小林はイタリア・コモの有力なネクタイサプライヤーのほとんどと仕事をしている。
(*3) 馬具でも有名なトップメゾン → 名前は明かせないが、ここまで言えば誰もが分かるメゾン

このコレクションは、いつも以上にフランスから見たアメリカというのが表現されていて、まさに今の気分です。 フレンチトラッドは彼らの得意技であることを再認識しましたよ!

さらに!!!このネクタイは(*4)裏地なしのハンドロール仕様にしました。フランス流のハンドロールは、イタリアのそれと違って繊細なんですよ。なにしろあのメゾンのスカーフを縫っている職人達の仕事ですからね。

ホントだ!! かなり細い繊細な三巻きになってる!!

(*5)小林君、これがフランス流三巻きなんだよ。かっこいいだろ?

とにかく繊細でめちゃくちゃ綺麗ですね~!!
日本製、イタリア製も良いですが、フランス製もまた良いです!!

ちなみにこの企画はフランス・ニースのメーカーに(*6)無理やり頼み込んだ案件なので、今回が最後となる可能性もあります。

まさに幻のフランス製ネクタイの限定復活ということですね!!販売店舗も(*7)丸の内店、WEBのみと限定販売となります!!!

プレゼントにも「フランス製のネクタイ」はかなりお洒落だと思います。

それでは、またお会いしましょう。ありがとうございました。

ありがとうございました。

(*4) 裏地なしのハンドロール → 裏地なし、ハンド三巻きで縫われたとてもつもなくお洒落な仕様
(*5) 小林君、これがフランス流三巻きなんだよ。 → 偉そうに言っているが、リヨンの工場で教えてもらったばかり
(*6) 無理やり頼み込んだ案件 → 基本的にフランス・ニースのメーカーはフランスではなくイタリア製となっているため
(*7) 丸の内店、WEBのみ → 今回はかなり数量が少なかったため、2店舗のみの展開となる