シャツはそもそも下着から派生したもの。だから、シャツの下には肌着を着ないのが西洋の正式なルールです。

メーカーズシャツ鎌倉は、国際基準のルールを遵守してものづくりをしていますが、昨今の日本の夏の蒸し暑さは尋常ではなく、「汗がシャツに染みてダラッとしてしまう。特にブルーのシャツはくっきり汗が見えて恥ずかしい」など、お客様から悲痛な声が寄せられていました。

そこで、高温多湿な気候でも、シャツを美しく清潔に保てる鎌倉シャツ専用の高級インナーの開発に挑戦しました。
シャツづくりのすべての知見を結集し、シャツのパターンから逆算して設計された「シャツ屋がつくるインナー」です。

シャツのボタン位置や襟の開きに合わせた首周りのカッティング、想定される運動量に対する耐久性、ストレス軽減につながるシルエットや袖、着丈の長さの調整、さらに特殊消臭加工の付与… 目指す項目は３０を超えました。

なかでも、いちばんのこだわりは「色」。日本人の肌色統計から分析を繰り返し、ベージュとグレーの２色で展開します。
白シャツにはベージュ、ブルーのシャツにはグレーをご提案します。
この組み合わせが、日本人の肌の色との相性がよく、シャツの下に着ているインナーの存在を感じさせません。
「透けにくい白（×ベージュ）、染みにくいブルー（×グレー）」のベストな組み合わせです。

素材は、綿のみだと乾きづらく厚みが出てしまうので、速乾性のあるポリエステルを混合。
また、襟、裾、袖口に縫い目のない「切りっぱなし」仕様です。
まるで素肌にシャツを着ているかのようなスタイリッシュな見た目を実現しました。鎌倉シャツが独自開発したインナーウェアで毎日を快適にお過ごしください。

カットオフ（グンゼ特許技術）
吸水・速乾・特殊消臭加工

1.袖の形状
袖下はもたつきを軽減する為コンパクトに袖上は動作時の運動量確保とめくれ上がりを考慮してゆとりを入れました

2.Vラインの設計
男性の胸周りの厚みを考慮し仕上がり段階では僅かに内側へと緩やかなカーブをつけています。
着用時の美しいVラインが逆算設計されています。

3.シャツのボタン位置に合わせたネックライン
鎌倉シャツの第三ボタン位置を基準にフロントV字の釜底位置をピンポイント設定してあります。

4.裾のカッティング
後ろ身頃の裾は、シャツ作りのノウハウを活かしコースターカット技法を採用しました。上半身の動作に連動し、ずり上がりを防ぎます。

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