ブランド : | メーカーズシャツ鎌倉 |
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襟 : | スプレッド(FRANCESE) |
袖丈 : | 長袖 |
ポケット : | なし |
色 : | ブルー系 |
柄 : | 無地 |
生地 : | ブロードクロス(ポプリン) |
素材 : | 綿 100% |
番手 : | 100番手双糸 |
カフス : | シングルカフス |
原産国 : | 日本 |
素材ブランド : | GIZA96 |
前立て : | 裏前立て |
30周年企画第8弾
鎌倉シャツはメイドインジャパンにこだわり続け、
今年30周年を迎えることとなりました。
そんな節目となる今、これまでの歴史の結晶ともいえる
ドレスシャツが誕生しました。
その名も「GOLDEN 90’s」。
ただ品質が良いだけではない、
ただデザインが良いだけではない、
想いとストーリーが詰まったシャツをご堪能ください。
創業30周年を迎える鎌倉シャツが90年代に実際に提供していたシャツアーカイブを現代のスタイルに合うようアレンジ&復刻しました。
生地は当時扱っていた兵庫県西脇市に根付く播州織のファブリックをアップデートしており、まさにこれまでの集大成ともいえる「日本製」ドレスシャツが完成しました。
バリエーションは無地とストライプの2種類。どちらも90年代の絶妙な色使い・柄使いが際立ちます。単なるアーカイブではなく、襟型やフィットはモダンな雰囲気に仕上げているため、世代・スタイル問わず着こなしていただけることでしょう。
GOLDEN 90’sは時代を越え、世代を越えて愛される名品を追求して生まれたプロダクトです。
西脇・播州織とは
豊かな森林と水資源に恵まれた兵庫県の西脇市や多可郡では、約200年前(江戸時代中期)より、日本有数の織物の産地として栄えていました。
明治時代、当時の地名である播磨にちなみ、「播州織」と呼ばれていた生地の一番の特徴は「先染め」という点です。
生地が出来上がってから一気に染め上げる後染めに対し、糸を先に染めてから生地を織る先染めは時間やコストが掛かる分、繊細な色柄使いや奥行きのある魅力的な表情がでます。
昭和期にはその高い品質から世界各国の名だたるブランドからの発注を受け、世界に播州織の名前が認知されることとなりました。
今回のドレスシャツは、そんな日本が世界に誇る、西脇産地から生まれた上質なプロダクトです。
染色について
染色の工程でなによりも重要なのが「水」。
西脇市にながれる加古川は日本一の水質管理を行っており不純物が少なく、染料の絶妙な色彩を最大限に引き出すことができます。
加えて、硬水が主流の海外にくらべて、超軟水である日本の水質は、染料が生地に定着しやすいのです。
染色とは切っても切れない「水」に恵まれているというのも、播州織が根付いた理由のひとつです。
桑村繊維株式会社について
兵庫県・多可郡に拠点を構える生地メーカー「桑村繊維株式会社」は、1928年に創業しました。先染め織物をメインに扱い、まさに播州織の第一線を担う企業です。
その品質は折り紙付きで日本国内はもちろん、その高い品質からBDシャツの祖国アメリカやドレスウェアの本場イギリスなど、世界各国にファブリックを提供してきました。
今回の90年代アーカイブ企画は、播州織の歴史を支えてきた桑村繊維の経験と技術の結晶です。
GIZA96について
世界三大コットンと称される、「エジプト綿」の一種。
開発された順序で番号が振り当てられるギザコットンのなかでもGIZA96はもっとも新しい超長綿の品種です。
油分を多く含んだ綿花のため、奥行きのある光沢感やなめらかな肌触りが魅力。
織られた生地はソフトな質感ながら、ハリコシが感じられ、袖を通した際に背筋が伸びるような格別な着心地が得られます。
一番肌に触れるドレスシャツだからこそ、上質な素材を選ぶことが重要です。
生地について
高級ドレスシャツの象徴ともいえる100番手双糸のポプリン。
縦糸144本、横糸76本という昔からの黄金比ともいえる打ち込み数で織りました。
この打ち込み以上だと厚すぎたり、少ないと繊細すぎたりするところを、ドレスシャツとしてちょうどいい質感と肌触りを体現するため、今回の打ち込み数に至っています。