鎌倉シャツの
オーダーシャツ

鎌倉シャツのオーダーシャツは、他社と一線を画すクオリティを誇ります。
「型紙」「縫製」「生地」という基本要素が揃わなければ、オーダーシャツであっても良いシャツは生まれません。
私たちは、世界のモデリストとして高い評価を受ける「柴山登光氏監修の型紙」を採用し、「日本有数のファクトリーで縫製」、さらに国内外から「厳選した最高品質の生地」を使用。
この3つの要素が揃っているからこそ、安心してご注文いただけるのです。
良い型紙・縫製・生地・サイジングが融合した鎌倉シャツのオーダーシャツ。
MADE IN JAPANでお届けする、その違いをご体感ください。
 

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採寸のプロによる接客

私たちは「量産=既製品」をカスタマイズすることで、
既製品サイズが合わないお客様にも『量産の最高』を実感していただきたいと考えております。

ジャストフィットはもちろん、ウエストや腕など特定部位の調整も可能。
お好みのファブリック、襟型、スタイル、さらにはネーム刺繍まで、
選ぶ楽しさをシンプルでわかりやすくご提供いたします。

店頭では、シャツのフィッティングに精通したスタッフが、
お客様一人ひとりの理想を形にいたします。
2回目以降は採寸のプロによるサイズが記録され、WEBからご自身で注文できます。
 
 
 

MADE IN JAPANによる
「職人の手」と
「テクノロジー」の掛け算

熟練職人と若手のバランス・プロ集団の層の厚さ。
最新設備に職人技術を溶け込ませる。
衣服輸入浸透率98.5%の中、MADE IN JAPANの1.5%の存続をかけた110人の専用工場の挑戦である。

通常、一工場であらゆるブランドやスタイルを生産するのが常識だが、鎌倉シャツだけの専用ライン。
既製品で培ってきたパフォーマンスを活かしきれるように、オーダーラインを併設。
目指したのは、熟練技術の「職人の手」と「テクノロジー」の掛け算だ。

最新の自動一枚裁断機を惜しみなく2台導入し、こだわりの縫製技術など手を加えるところは手をかけ、管理的な工程は人を介さずDX化。既製とオーダーで技術がバラバラにならないように、共通の設備・資材などのロスを一切無くし、品質を上げ、適正価格と納期を実現した。

店頭でも、工場に負けないよう社員教育がはじまった。採寸マイスター制度が全社員の基礎レベルを積みあげた。今ではセールススタッフのプロとして、マイスターを目標に、皆より一層の高みに向けて勉強している。

日々、シャツ専門技術チームが基礎研究を繰り返し、更なる進化を目論んでいます。ご期待ください。
プロダクションディレクター 宮澤 直樹
 
 
 

「オーダー」

「オーダー」…その言葉からは、優美で特別な力を感じることが出来ます。
しかし、オーダーであれば、どれでも何でも安心と思うのはやや早計であり、注意を払う必要があります。

以前、私は鎌倉シャツ生粋のシャツマニアである宮澤と様々なシャツの試作を繰り返していました。
その中で一番印象に残っているのは「寸法やスペックだけを合わせても美しいシャツにはならない」という事実です。

10年前のとある日、私と宮澤はあるシャツのサンプルが出来上がり、試着をしながら議論を重ねていました。
そのシャツは、ナポリのシャツをモデルにした、未来のマンハッタンモデルの原型ともいえるサンプルでした。

おかしい、このシャツは寸法通り上がっているのに、なんか歪(いびつ)で着心地も悪い。なぜだ!なんでなんだ…微笑む宮澤を横目にしながら、焦る私はその理由が全く分からない。

「哲兵さん、シャツの前身頃と後ろ身頃って別で寸法を取るんですよ」
ニッコリと宮澤は笑った。

私  「 ??」

宮澤 「そう、人間は体型関係なくお腹側の方が大きくて、背中側の方が小さいですよね?」

私はお腹を触りながら「それはまあ、そうですよね…」と答えた。

宮澤 「シャツのフィッティングを人体に沿わせるための秘訣は、人間が持っている普遍的な構造であるお腹と背中の寸法にあるんです」

サンプルのシャツを脱いで広げて見てみると「ホントだ!」お腹側の寸法がやたらと小さく、背中側の寸法が大きい。なるほど、寸法通りに上がっているのに人体とは真逆の作りになっている。
これでは着心地が悪く、歪で人体に沿わないのも当たり前だ…

思えばこの時が、シャツを作る上で最も大切なことの一つが「型紙(パターン)」であることを身を持って体感した瞬間だったのでした…

さて、ここで「オーダー」に話を戻したいと思います。

オーダーの利点は「生地が選べる」「寸法を合わせられる」「様々なカスタムが出来る」の3つに集約されますが、紳士服の世界で最も大切なのはサイズとフィッティングです。

どんなに高級な素材を使っていても、サイズやフィッティングが合っていない服は、人間にとって無用の長物となってしまいます。
つまり、オーダーの最も素晴らしいポイントとして挙げたいのが「寸法を合わせられる」ことであると同時に、忘れてはならないのはそれに伴う「型紙」なのです。

高いお金を払ってオーダーをし、寸法は合っているものの、なぜか着心地が悪く見た目も美しくない…
前述の私のような、そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それは、シャツの型紙が体に合っていないことと、シャツの構造上歪な作りになっていることに他なりません。

一見、優美で特別な力を感じさせる「オーダー」といえども、体の構造(前身・後ろ身)に合わせた型紙、シャツがシャツたるためのセオリーが守られた型紙がとても大切で、この二つの交差点を意識しなくては良いシャツ、良いオーダーは作れないのです。

また、それらを実現するには、人体に合わせた複雑な型紙が持つ、多くの曲線部分を縫い合わせる高度で特殊な縫製技術が必要になります。
つまり、オーダーだからといって安心ではなく、様々なチェックポイントをクリアした物であるべき、というのが私の主張であり「オーダーという言葉の裏側に潜む真実」を顧客の皆様にはお伝えさせていただきたいと思っています。

そして、鎌倉シャツのオーダーは上記の厳しい基準をクリアした物に仕上がっていますので、安心・安全であると保証いたします。
この価格帯でここまでパターンや縫製技術を極めたオーダーは他にはないと思いますし、ナポリの超高級シャツのオーダーにも決して引けを取らないと思っています。

本物志向でいらっしゃる顧客の皆様に、改めてお勧めしたいのが「鎌倉シャツのオーダーシャツ」です。
是非、この機会にお試しいただければ幸いです。
ディレクター 貞末 哲兵
 

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