伝統的な洋服の素晴らしさが改めて評価される昨今、「クラシック」 「トラディショナル」といった言葉をよく目にします。

ツイードやフランネルなど、ジャケットやスーツに使用される伝統的な生地がもつ重厚な素材感は、数百年前のイギリスやアメリカでの流行をはじめに、現代のすべての男性に、”格好いい” ”渋い”と思わせる魅力があります。

紳士服におけるシャツは、ジャケットやネクタイだけでなく、着用する男性の顔色を綺麗に見せるという、複雑で重要な役割を担います。

今シーズンのシャツコレクションは、必要不可欠なホワイトシャツやブルーシャツを多彩に取り揃えたほか、タッターソールチェック・ギンガムチェック・グレンチェック、そしてロンドンストライプといった伝統的な柄をご紹介しており、ツイルやヘリンボーンのような綾織りの生地を多用しています。

柄を構成する上で、秋冬らしい雰囲気を損なわないよう、「白」には「生成（きなり）色」を採用し、ロンドンストライプ柄は、華美な印象が強くならないよう、イギリスの冬空に映えるであろう色味のネイビー・バーガンディ・ボトルグリーンの3色をご用意しています。

ビジネスマンのジャケットスタイル、スーツスタイルを想像してください。 秋冬らしいスポーティーなフランネルジャケットの袖口から、少し素材感のあるオックスフォードシャツが覗く瞬間。 ネイビースーツの胸元に、華やかな柄が表現されたジャガードタイとロンドンストライプシャツの色味が調和する瞬間。

そんなとき、ビジネスマンを支える脇役だったはずのシャツが輝いて見えるものです。