FRANCESE

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量産の最高を。

昨今のビジネスシーンにおいて、ビジネスの中心地 New Yorkでも
ネクタイをする機会が少なくなりつつある。

そんな中、鎌倉シャツNew York店の顧客たちの悩みは、
「ノータイでもキマるシャツが見つけられない」ということ。
日本でもノータイスタイルと言えば、シャツを着て、
ボタンを開けているだけという人が目立つ。

そこで私たちは、職人がしのぎを削るナポリのシャツ襟に着目した。
開きが絶妙なその襟は「FRANCESE(フランチェーゼ)」と呼ばれる。

日本の高い技術をもつ工場の協力のもと、ようやく量産化を実現できた。
すべては一人でも多くのお客様に、このシャツの良さを届けるために。

着れば分かる。
開発者が太鼓判を押すシャツの、新たな襟の美しさをご堪能ください。


シャツ ¥7,590(税込)
SUVIN GOLD(150番手) ¥9,790(税込)
ニットシャツ ¥8,690(税込)

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なぜ“逆輸入”?

SPORT

New York (特にIT, TEC系のビジネスマン)は、
クールビズの文化こそないけれど、
一年を通してドレスダウンする傾向が如実に強まっている。

しかもNew Yorkerは襟に対するこだわりが非常に強く、
ジャケットから襟が出ることや襟先がハネることを嫌い、鏡で何度もチェックする。

「ノータイでも決まる襟を。」
紳士服の文化が根付く彼らからの、そんな熱い要望をもとに誕生したシャツ。
そこから、“逆輸入”という言葉が選ばれた。

日本でもネクタイをしない会社も増えるなかで、
今の時代に一番求められているシャツとも言えるだろう。

ノータイでも決まる襟とは?

見えない部分に切込みを入れて大きくカーブを描いた襟。

・襟先が身体(鎖骨)に沈み込み、動いた時に襟が浮きにくい
・ステッチをミリ単位で調整し、襟の着地をより良いものに
・第一ボタンを開ける時、自然に前に落ちるように襟を低めに設定
・ジャケットやセーターを着た時に襟が外に出にくい
・襟のロールを控えめにし、スタイリッシュな印象に


ジャケット着用時
ジャケットのラペルにしっかり収まっている。
襟の立ちが低すぎず、高すぎないのでドレス感もキープします。


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「俺たちの勝手に名品 THE BEST20」
1位の「フランチェーゼ」とはなんだったのか
特別対談

SPORT

哲兵 みなさん、こんばんは。今夜は、「CONTEMPORARY」『令和の怪物フランチェーゼ』の祝勝会&対談です。

宮澤 哲兵さん、こんな素敵なプーリア料理(※1)を食べながらの対談は嬉しいですね!!

哲兵 いや~感慨深いものがありますよ。最初は「CONTEMPORARY」企画も苦労(※2)しましたからね。
「フランチェーゼ」が大ヒット(※3)しましたので、このような祝勝会を開くことになりました。

宮澤 2019年末デビュー、投入して即完売。続けて2回の追加生産もオンラインショップを始め、品薄状態。
うれしい悲鳴です。スタッフが試す分(※4)も確保が難しいんですって、、、!

哲兵 やはりこの襟は誰が見ても新鮮で新しく、他にはない雰囲気が漂っているのでしょうね。
ナポリの手作業で作られているシャツの襟のカーブと同じ形を再現した「フランチェーゼ」は、ノータイにも良し、タイドアップしても良しです。

宮澤 哲兵さん、もちろん今日のシャツは「フランチェーゼ」ですね!簡単に今日のコーディネートを説明してください。

哲兵 はい。シャツはブロードのロンストの「フランチェーゼ」に、ヴィンテージライン(※5)のネクタイ、ゼニアのトロフェオ(※6)を鎌倉シャツの重衣料ブランド「TEXTEQ」で仕立てました。
「フランチェーゼ」の襟はもちろん最高なのですが、100番手双糸を使ったウチのブロード生地(※7)も素晴らしいです。

宮澤 確かに襟もいいですが、生地もいいですよね!ゼニアのトロフェオにも負けない力強さがあります。
ネクタイはいつも通りヴィンテージラインですね(笑)

哲兵 時計はグランドセイコーの手巻きモデルです。このグランドセイコーは昔のパテックフィリップに影響を受けていて、 モディファイして現代的にアップグレードさせたような感じが気に入ってます。
現代の技術を駆使し、ステンレスや、サファイアガラスなどを使って、堅牢性も合わせ持ち、なおかつ量産化したすごい時計です。

宮澤 グランドセイコーは同じ日本のブランドとして、非常に共感が持てます。
彼らは、パテックフィリップなど世界最高峰から学び、日本人ならではの『最高の量産品』を作る。
鎌倉シャツもナポリなどから学び、日本人ならではの『最高の量産品』を作るのが目的です。

(※1) プーリア/イタリアの踵部分の地域の料理 この地域はイタリアファッションの一大生産拠点でもある。宮澤は入社3日目にして哲兵にプーリアや、ナポリ、コモなど引綴り回され、イタリアのシャツ作りの研究に入った

(※2)苦労/CONTEMPORARY自体は毎回ヒットをしていたが、小ヒットしか出なかったことに二人は苦悩していた。

(※3)「フランチェーゼ」で大ヒット/CONTEMPORARYを繰り出すこと4回目にして大ヒットを生んだ

(※4)スタッフが試す分も確保ができない/お客様の圧倒的な支持により、フランチェーゼはスタッフがまだ買えていない。

(※5)ヴィンテージライン/イタリア好きの哲兵このブランドのネクタイが好み

(※6)ゼニアのトロフォオ/トロフィーの意を持つゼニア社の最高ランクの生地

(※7)ウチのブロード生地/100番手双糸を使った鎌倉シャツのオリジナル生地 打ち込み、原綿ともにイタリア製に負けない最高クラス

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哲兵 そして、その最高の量産の一つの完成形が、「フランチェーゼ×マンハッタンモデル」ですよね。
まさか、ナポリのス・ミズーラ(※8)でしか作れなかった襟を量産化できるとは、夢にも思いませんでした。

宮澤 哲兵さんとイタリアのプーリアや、ナポリなど現地で一緒に学んだのは無駄ではありませんでしたね!
とにかく、あそこまで陽気なイタリア人達が、シャツの神髄の部分には惜しげもなく、手作業を施し、 最高にセクシーな男のために服作りをしているところを見たのが衝撃でした。

哲兵 しかし、さすがの宮澤さんでもイタリアの手作業を量産化するのは無理だと思っていましたよ。
イタリア人は「ファット ア マーノ」(手作業)であることを誇りに思っていますし、それを鎌倉シャツは機械を使って表現するという難題です。具体的に、一番わかりやすいポイントを挙げてください。

宮澤 襟のアウトカーブですね。「フランチェーゼ」は通常の襟よりもかなり急なカーブをつけています。

哲兵 このカーブですよね?確かにこのカーブを持つシャツはナポリとかの数万円するシャツにしか見られません。
どのような効果があるのですか?

宮澤 カーブが強いと最深部から襟が体にうまく沈み込んで、ネクタイをした時も外した時も、キレイな襟のフォルムを実現できるんです。シャツ1枚でもジャケット着用時も理想の襟の開き(※9)と相乗効果で美しい見た目と着用感が得られるのです。

哲兵 でも僕は宮澤さんがかなり長いこと試行錯誤していたので、ナポリの手作業はナポリでしか出来ないと思ってました。(笑)
このカーブを実現するために何をしたのですか?

宮澤 確かに哲兵さんはそんな目で僕を見ていましたよね。(笑)
実は、襟の内部に秘密が隠されていまして、まさにナポリの手作業の素晴らしさです。芯地にハサミで切りこみがなされていることを発見しました。

哲兵 さすがス・ミズーラはハサミの世界ですね!!
そのポイントを日本の精緻な技術の工場さんに持ち込んで、機械を使いながら「フランチェーゼ」を作ったのですか!

宮澤 はい。 徹底した工程分析をして、日本の職人技を理論的に効率まで落とし込むのがMADE IN JAPANの素晴らしさです。
そこは感覚だけに頼らず、実験の繰り返しでス・ミズーラと量産の融合を果たしました。

(※8)ス・ミズーラ/フルオーダーで、一人の個人向けにした超少量生産

(※9)理想の襟の開き/カッタウェイより狭い、時代の気分な襟

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哲兵 まさに男たちの「プロジェクトX」ですよね。私も勉強も兼ねて、ナポリのスミズーラをシャツだけでなくスーツも 経験していますが、長ければ1年以上、早くても数ヶ月。しかも現実的でない価格…

宮澤 今回は限りなくナポリのス・ミズーラに近い襟、ボディ設計(※10)、そしてすぐにそれが買えて、お値段なんと6900円でございます。どうですか哲兵さん!

哲兵 参りました。(笑)これは宮澤さん、鎌倉シャツにしか出来ない仕事です。
まさに『量産の最高』と言えます。もしかしてパターンオーダーシャツもフランチェーゼが出来るようになりますか?

宮澤 またぁ~。返す刀ですぐ急かすんだから~。それはまだ壁をいくつか越えなきゃならないんですよ! しかも納期もさらに短縮とか言うんでしょ!?

哲兵 (無視)
我々にはまだまだ世に出していない数多くの襟型やスタイルがありますので、この先も鎌倉シャツにご期待いただければと思います。

宮澤 まだまだシャツの世界は無限で、マンハッタンモデルに終わりはないです。
真新しさだけではなく、研究に研究を重ねてベースクオリティのアップグレードも狙っています。

哲兵 僕は近頃、このフランチェーゼをきっかけに『量産の最高』というキーワードにハマっています。
限られたわずかな人のためでなく、多くの人に『量産の最高』を世に示し、お届けすることで、 あくまで楽しみながら、かっこいいシャツ屋になりたいと考えています。

宮澤 『量産の最高』を狙うコンテポラリー企画もなんだか壮大な事になってきました。
でも仰る通り、楽しくいきましょう。そうすると僕を含めた作る人達も楽しくなりますのでね。

哲兵 ありがとうございました。 それではまたお会いしましょう。

(※10)ボディ設計/マンハッタンモデルの理論はス・ミズーラ理論からくる

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貞末 哲兵
バイイングディレクター
1977年生まれ。某セレクトショップの販売員を経て、イタリア・ボローニャに留学。イタリア・ミラノのデザイン事務所に勤務後、現職。年の1/4をイタリアやヨーロッパなどで過ごしながら、国内外でバイイング業務や、MDなどの仕事も兼任する。

宮澤 直樹
プロダクションディレクター
1972年生まれ。東京下町シャツ工房の3代目として、幼少期よりシャツ作りを学んだ。日本のみならずイタリア製シャツの研究心と流行を取り入れるセンス併せ持つ次世代シャツ作りのキーマン。シャツ作りの知識は日本有数。

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