ニットタイは20世紀前半に生まれた、その名の通りニット編みのネクタイです。 光沢感となめらかな肌さわりの物が多い通常のネクタイに対して、ニットタイはニット編み独自の表情や素材感があり、カジュアルなスタイルで重宝するシリーズです。

メーカーズシャツ鎌倉では、「ドイツ製」と「イタリア製」の2タイプのニットタイをご用意しています。実はデザインによって、それぞれコーディネートや合わせるアイテムが異なります。

それぞれのシーンに合わせたスタイルでニットタイを楽しみましょう。

ASCOT社は1908年に創業しました。世界のメゾンブランドで愛されるほど品質に定評があり、「最上のものだけを作る」という理念のもと、100年以上にわたり世界中の紳士たちの胸元を飾ってきた老舗ブランドです。

ニットタイの歴史は1920年代後半から30年代に始まったと言われており、初めてニット素材をネクタイに使用して制作したのはASCOT社です。

カジュアルな印象が強いニットタイですが、ASCOTのニットタイは、 19世紀初頭にイギリスでネクタイが一般的になった時期と同時期に誕生しました。そのため、イギリス製のジャケットを用いたスタイルにも相性が良いデザインです。

カジュアルなコットン素材やデニム素材のコーディネートに合わせても良いですし、スーツなどのウール素材に合わせてもまとまりが出ます。

イタリアンニットタイは、1940年に創業されたイタリアを代表する生地メーカーから買い付けたコレクションです。

シルク産地であるコモ地方に拠点があり、数多くの一流メゾンブランドに採用され、高級トレンドメーカーとしての存在を確立しています。

そんなコレクションから、大剣ありのニットタイとスクエアタイプの二種類のデザインをご用意しています。

大剣のあるニットタイは、ビジネスシーンでも使いやすいデザインです。 ウール素材のジャケットとウールスラックスを合わせることで、ビジネスカジュアルとして上品にお召しいただけます。 軽量なアウターと合わせても、しっかりした印象が特徴です。

一方、スクエアタイプのニットタイはカジュアル寄りのデザインですが、大剣幅8㎝のものはクラシックな要素を持ちます。Vゾーンの印象が強調され、他のニットタイよりもエレガントさが際立つため、ジャケパンスタイルだけでなく、コットンスーツなどの夏用スーツと合わせるのもおすすめです。

※掲載商品の価格は、すべて税込です。