『鎌倉シャツが手がけるドレスシャツやジャケットに合う、究極のトラウザーズをお届けする』
これが15年前にスタートしたTex Teqブランドのコンセプトです。
今でこそオーダーブランドとして認知されているTex Teqですが、実は上質なトラウザーズを提案するブランドとしてスタートを切ったのです。
時は流れ、2020年。もう一度原点に帰ってみることにしました。
現在のトラウザーズにおけるマーケットは、インポート勢、とりわけイタリアのブランドが席巻しています。
今や日本製の優れたトラウザーズを探し出すことは困難な状況なのです。
『イタリア製に負けないトラウザーズを、日本で作ることはできないのか?』
134で展開しているナポリトラウザーズを始め、様々なブランドのトラウザーズの検証を繰り返し行いました。また、マンハッタンモデルシャツの立役者の一人である、柴山先生にも協力を仰ぎました。
日本人の体形に合ったフィット感、ディテール、国内外から仕入れる上質な素材。
何より履いていてカッコいいか、美しいかどうか。
時間は掛かりましたが、ようやく納得できる究極のトラウザーズが完成しました。
『鎌倉シャツをご愛用いただいているお客様にリーズナブルにお召しいただきたい。』
その思いから、価格はお求めやすいコットン¥10,780(税込)、ウール¥15,180(税込)に。
見た目は至って普通かもしれません。
しかし、実際に履いていただければきっとお分かりになるはずです。
乞うご期待ください。
-
素 材
Tech Wool
国内トップクラスの繊維専門商社がオリジナルで織り上げたTECHWOOLは1日着用しても疲れることのないやわらかな履き心地と日常にアジャストしやすい機能性を持ち合わせる特殊素材。
WOOL100%でありながら、特殊な加工で優れた防シワ性を付与することで安心してワードローブの中心に据えていただけます。
加工を思わせないほどに風合いを維持しているため、もちろんコットン100%のシャツとも相性抜群です。Cotton
3シーズン着用可能なミドルウェイトのコットン生地。ストレッチ性と共に、型崩れしにくい保形性も備え、晩夏から翌年の春先まで、長くご着用いただけます。
ニットやカーディガン、ポロシャツとの相性が良くリモートワークや休日にも活躍してくれます。ディテールA.タック
履いた際に開いてしまわないように、手作業で微調整しながらタック量を調整させます。ジャストフィットで履いても、見た目が崩れません。
B.スラントポケット
シャープさが命のサイドポケットは着用時に浮かないような設計です。人体が入った状態を想定して、分量やカーブを作ります。
C.ファスナー付け
フロントから見えてしまうことがないように、曲線になるよう0.3cm内側に入れています。もちろん人の手でないと不可能です。
D.持ち出し
曲線でできている人体に対し、きりに沿うようにフロントの持ち出し部分を少しだけ湾曲させています。手仕事でのアイロンワークです。
E.ピンループ
ベルトのバックルピンを通してください。上下にズレなくなり、非常にきれいです。
F.立体縫製
平置き時には立体縫製特有の「浮き」が生じます。人体が入ることで初めて完成される設計ですので、まず履く前に、置いた状態を見ていただくことをお勧めします。
G.くせ取り
人の身体によりフィットするようにS字カーブを採用しています。熟練した職人の手作業によるアイロンワークが欠かせないため、大変な技術を要するひと手間です。
H.V字スリット
背中心にV字を描くように切れ込みが入っています。座った際のテンションを逃がす役割があります。その上にベルトループを付けることも、人の手なしではなかなか難しいディテールです。そのおかげでベルトが落ちず、きれいな状態での着用が実現します。
I.ヒップポケット
玉縁の縫い代はとにかく綺麗に仕上げること。何度もやり直しました。 ジャケットを脱いだ際、後姿がきれいに見えることを意識して仕上げています。
J.縫い代
背中心やサイドの縫い代はすべて「割り」で仕上げ、肌にあたっても気にならないはずです。
K.自然なシルエット
見た目はスッキリとしていますが、締め付けのない美しいシルエット。
ジャケットの有無を問わず、どんなシーンでもお召しいただけます。裾の長さで全てが決まるメンズトラウザーズにおいて、裾の長さは非常に重要。
全体のバランスを見ながら、最終的には「好み」で決めることが最も大切ですが
長さを決めるうえで気にしておくべきポイントはシルエットと裾幅。鎌倉シャツのトラウザーズ比較的スッキリと見せるために作られているため丈が長すぎると裾がクラッシュします。
裾幅も広くはないので、せっかく綺麗に落ちていても、最後にシルエットを崩してしまう結果に。
逆に短すぎても、スタイルが悪く見えてしまう可能性があるので要注意です。
ジーンズや綿パンは軽快さが売りですが、ビジネスにおけるウールトラウザーズは軽快さよりも清潔感や誠実さが伝わるようにお召しいただきたいです。
必ずと言って良いほどおススメするのは「ハーフクッション」。
靴の甲に軽く裾先が乗るくらいの長さを指します。
良い意味で目立たない、万能な長さです。(画像参照)
横からソックスが少しだけ除く分には全く問題ありませんので裾の長さに迷われた際は、ハーフクッションでお召しください。ラインナップドローコードパンツ(1タック)
ウールトラウザーズ
キャバリーツイル(1タック)ウーステッドフランネル
ウールトラウザーズ(ノータック)Tech Wool
ウールトラウザーズ(ノータック)British Wool
ウールトラウザーズ(1タック)Cotton
コットントラウザーズ(ノータック) -
スタッフが考える
「トラウザーズ」ランドマーク店 山ベーシックなもので整えるという意味では最高の力を発揮してくれます
私の中のトラウザーズはコーディネートを組んだとき全体のバランスを調節してくれる重要なアイテムです。
トラウザーズを選ぶ時、私は手元にある全てのアイテムを考えた上で購入をしております。
すごく当たり前のことを言っておりますがそれぞれのアイテムの色、柄、ディテール、サイズをベースにどのスタイルにもハマってくれるバランサーという立ち位置で選んでおります。
その結果グレーの無地で生地違いが多いのですが流行り廃りがないのでオススメです。
鎌倉シャツのトラウザーズはディテール、形共にベーシックなもので整えるという意味では最高の力を発揮してくれます。
お値段も本格トラウザーズなのに手が届きやすいのも嬉しいです。TexTeq広尾店 金子トラウザーズは構造面からも大きく進化したアイテム
メンズ重衣料を見続けて33年になりますが、トラウザーズが注目アイテムになったのは、ここ10年位の間です。
それ以前は、スーツなどに押され、どちらかというと地味な存在でトラウザーズは、ジャケットに合わせるためだけに用意されていました。
当時のビジネススタイルは、スーツが主流であり、ビジネスにおけるジャケットスタイルはまだ定着していませんでした。
それが10年位前から、クールビズスタイルの登場や、イタリアントラウザーズの台頭により、俄然注目が集まってきました。それまでのトラウザーズは、ジャケットを脱ぐと下半身が重く見えていたため、これを解消するために、トラウザーズのスリム化が加速し、カッコいい(ジャケットを着なくても)アイテムとして、若者をも巻き込む人気アイテムになりました。
長い洋服の歴史から見ても10~15年前から、トラウザーズは構造面からも大きく進化したアイテムなのです。販売技術GM 宮﨑職人技が凝縮されたトラウザーズは、履いて初めて分かることばかり
鎌倉シャツのトラウザーズを初めて手にしたのは14年前。
伊・GUABELLOのシャークスキンのミディアムグレーはとても重宝し、その後にリピート購入した程でした。当時ファッションに疎かった私にとってそのトラウザーズは衝撃的なアイテムでした。
「なぜか履きやすい」「なぜか格好いい」「なぜか色気がある」
そんな不思議な感覚だったことを鮮明に記憶しています。
是非手にとって見てみてください。
細部にわたり、複雑な構造になっており、平面ではなく立体的。
詳細はディテールのページに記載されていますが、日本の職人技が凝縮されたトラウザーズは、履いて初めて分かることばかりです。
クールビズになりジャケットを脱ぐことはあっても、トラウザーズは脱ぎません。在宅勤務で靴を履かなくなることはあっても、トラウザーズを履かなくなることはありません。シャツがポロシャツに変わっても、トラウザーズは変化しない、そんな替えの効かないものだからこそ、唯一無二の鎌倉シャツのトラウザーズがきっと必要になるはずです。MEN'S 渋谷マークシティ店 江橋着心地は、その日着る服を選ぶうえで大切な要素
私にとって男性ファッションの魅力は、アイテムの素材や細部のディテールにこだわりを持って服装を構成するところです。ルーツや国、と言った目に見えない情報が服装から溢れ、ロマンスがあり興味をかきたてられます。
その中でもトラウザーズは、シャツと同様に身体に触れるアイテムです。肌に近いからこそ見た目の美しさと合わせて着心地は、その日着る服を選ぶうえで大切な要素だと思います。
鎌倉シャツのトラウザーズは計算された型紙を元に、素材・縫製を大切にした物づくりをしているからこそ、自然な着心地を実現しています。
また基本を崩さないデザインが男性のファッションの魅力を引き立て、定番のワードローブとして永くご愛用頂けると思いますメンズ重衣料企画 日下鎌倉シャツのトラウザーズは「永遠の定番品」
「違いが一目でわかる」アイテム。
自身のワードローブを見返してみても、ネクタイに次いで数が多いのはトラウザーズ。
サイジングやディテール、素材で印象をコントロールできるのでその日のテーマに合ったものを選びやすいことが大きな理由です。
ジャケットやネクタイほど目立ちはしないものの、全身の中での占める割合はかなり多いので、このアイテムさえ間違えなければコーディネートで心配することはありません。
鎌倉シャツのトラウザーズはベーシックゾーンを捉えたコレクションばかりですのでまさに「永遠の定番品」とも言えるでしょう。
また、これから始まるクールビズにおいて「スーツからジャケットを引く」のではなく、「クールビズとしてゼロからスタイリングを構築する」ことが素敵なビジネススタイルへの第一歩です。
トラウザーズはその主役ともいえる存在ですので、シルエットや縫製、ディテール等へのわずかな妥協もせず、進化を続けていきたいと思います。
私たちのことを知ってください。