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YAMANASHI FABRIC

国内有数の織物産地である「山梨県」で織られるネクタイは多くの人々を魅了してきた大人気シリーズです。日本の生地、日本の縫製。正真正銘のMade in Japan。Vゾーンに華を添える、こだわり抜いた珠玉の逸品が出来上がるまでのストーリーをご紹介します。

織り上げられた生地を表現するシルク。

山梨ファブリックの最大の魅力の一つに、メランジの豊かな表情があります。ターゲットにしている色を基準とし、濃淡の異なる6本の糸を撚ることで、それぞれの光沢の差で独特な色の深みを表現しており、色相豊かなネクタイに仕上がっています。一つの絵画から受けたインスピレーションを色に落とし込み一本の糸にしていることもあるそう。青空が毎日違う表情を見せるように、空の色は単一ではなく、複数の色彩で出来上がっています。そんな自然な色相をネクタイで表現しているのが山梨ファブリックです。

たしかな品質

工場内には富士山から流れる地下水をくみ上げミストにし加湿することができる装置が備わっています。ミストを使用し、静電気によって糸にダメージが残らないよう、工場内は常に湿度60%、室温24℃に保たれており最高の一本を作る環境が整っています。

永きに渡り受け継がれるアーカイブ

最高の1本を作るために、長い時間をかけて繰り返し吟味し、蓄積された経験。洋服の世界では、過去のトレンドが注目されることはよくあります。過去の経験から学び、現在を基にして未来を見据え、新たなデザインや価値を創造する。長い歴史を持つ老舗の生地屋は、このようなアーカイブを持つことが何よりの武器です。

挑戦し続ける、「真のものづくり」がMade in Japanの製品には宿る。

生地の組織や量を微調整することによって、その生地は多様な表現を可能にし、毎シーズン織る度に研ぎ澄まされ、前回よりも進化します。服飾業界は日々変化が激しいですが、男性服の文化は大きく変わることはありません。しかし、そこにはこだわりの詰まった細かなディティールの違いが存在します。

YAMANASHI FABRIC

養蚕から始まり大正から四代にわたって長年経営している山梨の名ファクトリー。富士山を筆頭に自然豊かな地域である山梨で養蚕、製糸、染色、製織と織物の歴史がそこにはありました。ここでしか出せない色相と表情をぜひお楽しみください。