鎌倉シャツが
地元のお寺と共同開発。
日常に馴染む
「究極の作務衣」
伝統と機能を身に纏う、
全く新しいワークウェア「作務衣」。
作務衣(サムエ※)は禅宗の修行僧が作業着として日常的に使用している伝統的な衣服です。
作業着でありながら僧侶の品格を表現すると同時に、掃除や庭仕事、料理など様々な場面で着用することから、利便性も重視されてきました。
そんな作務衣に、お寺の方々の声を反映して、利便性をさらに向上させました。
さらにシャツの専門店である鎌倉シャツが、洋服の技術や知識を落とし込み、シルエットや生地に現代のテイストを持たせることで、日常で誰でも着用できる新しいワークウェアが完成しました。
庭仕事、日曜大工、家事の際の着用はもちろんですが、レジャー、アウトドアなどの非日常では、作務衣が持つ情緒や品格が上質な時間を演出。
さらに近所での散歩や買い物の際に着用すれば、日常を特別な時間に変えることができます。
日本の伝統的なワークウェアと、日常に馴染む洋服の生地、シルエットが融合した「究極の作務衣」です。
※作務衣の正しい読み方は、「サムイ」ではなく「サムエ」です。
作務衣の「衣」は「ころも」「い」「え」と読むことができますが、作務衣の場合は「サムエ」と読むのが正しく、「サムイ」と読むのは間違いです。
また、作務衣のように「衣(え)」が用いられている言葉には、衣紋(えもん)・法衣(ほうえ)・浄衣(じょうえ)などがあります。
様々なシーンで活躍
作業着としての機能性を追求した作務衣は、 アウトドア、スポーツ、レジャーなど多くのシーンで活躍します。
用途が限定されていないので、 「これをするときは作務衣」など、 マイルール設定をして楽しむこともできます。 ウォーキングやキャンプ、テレワーク、 作務衣を着て楽しめるシーンを探してみましょう。
はじまりは鎌倉の住職の声から
私たちメーカーズシャツ鎌倉は神奈川県鎌倉市に拠点を置く、メンズドレスシャツを中心に取り扱うアパレルメーカーです。
プロジェクトの始まりは鎌倉・浄智寺の住職からの相談でした。「良い作務衣が中々無くて困っている」「あなた達の技術で作務衣を作ってくれませんか?」
シャツの専門家である鎌倉シャツに作務衣が作れるのかという不安もありましたが、「作務衣の専門家である住職の協力があれば素晴らしいものができるに違いない」こうして究極の作務衣作りがスタートしました。
お寺の方々との商品開発
作務衣はもともと禅宗の修行僧の作業着のことで、もちろん現在でも作業着として日常的に使用しています。
そのため最初のサンプル品を、浄智寺をはじめ、鎌倉にある様々なお寺の方々に実際に使っていただくことで問題点を洗い出し、そこに修正を加えることにしました。
数週間後に集まったリクエストは、サイズ感や素材、ポケットの数や位置からタグの位置まで、多岐にわたりました。
これら様々な意見を取り入れて新たなサンプルを作り、また着てもらい、また直す。この工程を繰り返すことで、お寺の方々の求める作務衣に一歩ずつ近づき、一年以上の開発期間を経て、最終的に「究極の作務衣」が完成しました。
縫製

ドレスシャツの縫製で長年協力いただいてきた国内縫製工場へ縫製を依頼しました。
シャツの縫製で培った正確なステッチをはじめ、高い技術で上質な作務衣に仕立てました。
ポケット

着用時には隠れるウエストポケットは、お寺の方々がスマートフォンなどを入れることが多いため、フラップ式のファスナータイプを採用。中身の紛失を防ぎます。
内ポケットは、着用時に取り出しやすいよう、角度をつけて縫製されています。
また、一般的な作務衣には無いヒップポケットを採用したことで、利便性もさらに向上しています。
シルエット

シャツを中心に、私たちがもつ洋装の知識を、和装である作務衣にも落とし込みました。それにより全体的にエレガントなシルエットが実現しました。
特にパンツは履き心地を損なうことなく、程よいテーパードにより、すっきりとした印象に仕上がりました。
パンツファスナー

よりスムーズな脱ぎ着のために、ウエストのゴムに加え、通常の作務衣には無い、ファスナーを搭載しました。
袖と裾

作業着である作務衣に搭載されている袖と裾の絞りを、私たちの作務衣でも搭載しています。さっと袖を捲って作業に集中することができます。
デザイン

上着は、まるでジャケットのような上品さを持ち、はだけやすかった胸元ははだけにくい設計になっています。
また、上着の裾は上下を重ねた際に、下の生地がはみ出さないように設計。
いずれも独自のパターンにより、美しいデザインを実現しました。
私たちのことを知ってください。