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着こむほどに、その風合いが増すといわれるセルヴィッジオックスフォード。
旧式のシャトル織機でじっくりと時間をかけて織り上げられます。
生地の耳(端)には、鎌倉シャツ25周年記念のロゴを織り込み、
他にはない特別な仕様に仕立てました。
その生地を胸ポケットに記念ロゴが入るように仕立てた限定シャツです。
数量限定ですので、ぜひお早めにお求めください。

メンズ S/M/L/XL

生地の耳(端)に織り込まれているのは「Kamakura Shirts 25th Aniversary」の文字。
旧式のシャトル織機で織り上げられた生地ならではの、ふっくらした風合いを楽しめます。

―今回の25周年限定シャツには桑村繊維のシャトル織機で織られた「セルヴィッジ」生地を使用しています。その「シャトル織機」とはどういうものなのですか?

まず、「シャトル織機」とはよこ糸を内蔵した「シャトル」を使い、糸を左右交互に打ち込んで織物を織り上げる織機のことをいいます。
「シャトル織機」は新しいものでも昭和30年代、40年代のものばかりです。今から50年以上前のものですよね。
今はスピードの関係で、シャトルを使わない高速織機(エアー織機)が主流になっています。シャトル織機のスピードは高速織機の約1/10から1/15なので、1日に20mほどです。3日でシャツ約30枚分ほどの生地しか織ることができません。高速織機は、よこ糸を強い空気で飛ばすので、その分若干糸は細くなるんです。少しだけね。

―織機のせいで糸が細くなるんですか?

高速織機で織れば、糸はやせます。目に見えないほど高速で、糸が飛ばされるので、ミクロの単位ですが、糸が摩擦で削られて細くなっています。 それに対して「シャトル織機」はちゃんと原綿のまま糸が入って、ゆっくりゆっくりシャトルが移動して、生地が織られます。そのスピードであれば糸が消耗したり細くなったりということがまずないんです。それ故に、「シャトル織機」は、高速織機のもので織り上げたものと比べると若干ふくらみのある生地が仕上がります。

―シャトル織機は太番手のオックスフォード生地に向いているんですね。

太番手独自の風合いを楽しめる生地には向いていますね。「シャトル織機」でできる織物というのがあまりないんです。たて糸の本数は130本ぐらいまでが限度で、よこ糸も80本ぐらいしか打てません。
そのため、生地の種類が限られてきます。その意味でも「シャトル織機」で織り上げた生地は特別です。

―セルヴィッジと呼ばれる生地に良く見られる「線」(今回は文字)にはどんな意味があるのでしょうか?

生地を織る幅の両端のことを「耳」といいます。普通の織機は耳が切りそろえられて、ふさができてしまいます。そのふさができないよう、耳が織られているもののことを「セルヴィッジ」といいます。
セルヴィッジであれば生地の耳まで製品として使えます。製品として使うために色糸を入れ始めたのがきっかけです。

―今回は特別に生地の「耳」に文字を織り込んでいます。耳部分に文字を入れている生地は、過去にありましたか?

普通はやらないです!耳に文字を入れるのは初めての試みでした。普通はあそこに青か赤のラインを入れるだけです。
セルヴィッジを織るシャトル織機の稼働台数は兵庫県の西脇地区(播州織地区)で一番うちが多いんじゃないかな。でもあそこに文字を入れるとは考えたことがなかったですね!果たして実現できるのかも、わかりませんでした。

―あの文字は機械にプログラミングして織りだされているのでしょうか?

そうです。あの幅に合うように、大きさを変えながら何種類試しました。これぐらいかなと予想しながら、何度も試作しましたよ。それで決まったのが今のサイズです。色は鎌倉のトレードカラーでネイビー。「鎌倉ブルー」ですね。入れる文字がアルファベットで『Kamakura Shirts』だから余計よかったんじゃないでしょうかね。

―何度も試行錯誤を重ねた自信作ですね!さすがに漢字でしたら文字が潰れてしまいますね。

潰れますね!漢字のような細かい表現はできないので‥。ひらがなでも難しかったかもしれませんね。今回も“a”のような曲線は難しかったです。“K”は簡単でした。

―当社も25周年も迎えますが、創業当時から桑村繊維にはお世話になっています。

貞末会長との出会いは本当にご縁で、鎌倉シャツの創業時に会長がうちに来ていただいたことから商売が始まりました。今後も日本製の生地を作り続け、鎌倉シャツとともによいものをお届けできればと思います。

桑村繊維の皆様には鎌倉シャツで展開しているオリジナルのオックスフォード生地の多くを作製いただいています。これからもよろしくお願いいたします!

BOW教会の鐘の音が辺りに響き渡る旧ロンドン市。教会にほど近いシャツ職人の住む街、それが「Bow bells house」。
ドレスシャツのみならず、紳士服の起源とされる英国。
本物のシャツづくりを志し、鎌倉シャツ創業時のブランド名を「Bow bells house」と名付けました。
今回の限定シャツは鎌倉シャツのスタートである、初期の「Bow bells house」のネームを再現しています。

25周年を記念し、2月1日より年間を通して、毎月、25周年の限定商品が店頭に続々登場いたします!